01/27

2009

長い2日間・・・両院協議会


今、国会事務所で書いています。
昨日、今日と2日間にわたり、国会は今年度2次補正予算をめぐって、異例の展開となりました。

衆議院で可決された予算案は、参議院では野党が過半数をもっているため否決。そして、小生が筆頭提案者となった「2兆 円の定額給付金」を補正予算から抜き取った修正案が可決となりました。答弁者として、予算委員会の答弁席にずっと座り続けるという経験もさせていただきま した。

衆、参で予算の議決が異なる時には、憲法60条の規定により、両院協議会を開催しなければなりません(衆参10名ずつ で構成)。そして、成案を得られない場合には、衆院の採決を優先することになります。

これまでの形骸化された両院協議会では、あらかじめ決められた通りに事が運び、40分ほどで散会になって、自動的に衆 院の議決が優先となってきました。(例外は、政治改革のときの一度だけ)

今回は、いくつかの点で、参院の意思を強く主張する必要性を強く感じ、

チャレンジをいくつか試みました。
1.2兆円の定額給付金は世論調査では7割の国民が反対であり壮大なムダ使いである。
2.介護、医療、雇用等、他の使途を考えるべきだという国民の声に応えなくてはならない。
3.形骸化した両院協議会のあり方を見直し、衆・参が異なる意思の時に、何とか合意形成ができる土壌を作るべく、一石を投じたい。
などの思いで、小生も両院協議会のメンバーとして臨みました。

民主党は、北澤俊美、石井一参院議員をはじめ大ベテランばかり・・・。

与党側も衛藤征士郎衆院議員を筆頭に経験者揃い・・・。緊張感の中、意思表明、演説等にかけ引きも入り乱れて、政治家同士の丁々発止、政治の醍醐味を十分に味 わいました。

昨日は、午後4時にスタートして断続的に協議が続き、終了は夜の11時前・・・。

結論は得られず。今日も午後から引き続き、協議を続けましたが、残念ながら成案を得られませんでした。

これまでのように、与党が提出した予算案をビタ一文たりとも、一言一句すら修正せず・・・という姿勢を繰り返せば、全く妥協の余地がなくなります。

ねじれ国会の重要な点は、国民の意思をくんで、国会がよりよい案を作り上げていくことではないでしょうか。

現状では、なかなか難しいとは思いますが、今後、日本の民主主義が成熟していく過程においては、この両院協議会の運営 の改善や、お互いが成案を得るための知恵を出すことが強く求められてきます。

今回はダメでしたが、次の課題としてはっきり見えたものもありました。
明日からは、やっと来年度本予算の審議がはじまります。