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2010

海外出張 ロンドンからエチオピアへ(2)


2月2日(火)

「海外出張  ロンドンからエチオピアへ(2)」

皆さん、こんにちは。昨日に続いての海外出張報告です。

イエメン会議終了後のチャールズ皇太子のレセプション、夕食会等で、米国クリントン国務長官、英国ミリバンド外相らと も顔を合わせ、懇談を重ね、全体として日本のアフガン戦略に対し好意的な評価をしていただいていることを確認。

翌28日は、早朝より、アフガニスタン・ロンドン会議の本番。
英国・アフガニスタン・国連共催の下、アメリカをはじめG8、ISAF参加国、アフガニスタン近隣諸国等、約80の国、国際機関の外相等が参加。
英国ブラウン首相、アフガニスタン・カルザイ大統領、潘基文国連事務総長の挨拶に続き、アフガニスタンの治安、再統合、開発とガバナンス、地域協力等に関 し、議論を展開。

昨日のイエメン会議でもそうだったが、世界の外相等が居並ぶ中、日本を代表して発言をする際は、小生もさすがに緊 張・・・。この緊張感と責任の重さは言葉にはなかなか表わせない。
もちろん外務官僚の用意してくれているペーパーを参考にしながらも、自らの判断でコメントを出さないとすぐに各国外相から見透かされてしまう。

そこで、小生は会議の焦点である「再統合」にしぼって発言。

○元タリバン兵をはじめ、アフガニスタン全体の再統合に関し、カルザイ大統領の決意を歓迎。
○再統合基金が設立されれば、予算成立を条件に、5000万ドルの拠出を表明。
○再統合は継続的なプログラムの遂行が重要であることと、各国へ協調の必要性を呼び掛けた。

また、米国クリントン国務長官からは、日本の再統合へのコミットを評価するというコメントが表明された。その後も英 国、オーストラリア、韓国等からも日本の貢献を評価する発言が続き、各国の総額1.6億ドルの支援が表明された。

会議後、
(1)治安の権限をアフガニスタン政府に移管していくこと
(2)汚職対策等へのアフガニスタン政府の取り組みを歓迎し、支援継続をコミットすること
等々のコミュニケを発表。

午後に入って、会議を吉川アフガニスタン・パキスタン特命大使にバトンタッチし、英国政府関係者とバイの会談に臨む。

与党労働党の現職外務・気候変動閣外相、野党の影の外務・気候変動閣外相等々、計5人と会談。
英国は今年の5月に総選挙が実施されることになっており、政権交代なるか否かが焦点。現在は、やや野党保守党がリードしている様子。各々に選挙情勢を伺う と、与党側はやや元気がなく、野党側は意気軒昂・・・という感じ。いずこも同じである。
ただ選挙は、最後までわからない・・・。

夜には、アフリカ・エチオピアに向けて空路、ドバイへ向かう。