04/29

2011

「補正予算の審議始まる」


みなさん、こんばんは。

今日からゴールデンウィークが始まりましたが、国会では東日本大震災に対応する補正予算の審議が行われています。連休を返上して国会審議に臨むというのは初めての経験です。東日本大震災の復旧・復興の緊急性、必要性からは当然のことと考えます。与野党を超えて協力をいただき、補正予算を早く執行したいという思いでいっぱいです。

約4兆円超の補正予算の主な内訳は次の通りです。
 7.2万戸強の仮設住宅の建設、1.4万戸の賃貸住宅費等や、遺族への弔慰金、生活福祉資金の貸付等で5000億円弱。
 津波による瓦礫等の処理に約3500億円。
 災害復旧の公共事業等で約1兆円強、これにはもちろん空港や道路を含みます。
 学校施設や介護、医療、障がい者施設等の復旧費で約3000億円。
 被災地域に自由に使えるお金として、災害対応の地方交付税交付金が1200億円。
 懸命に救援・復旧活動を続けていただいている自衛隊・消防・警察・海上保安庁の活動経費と緊急雇用支援、医療保険減免等で約4000億円。
 津波で流された漁場や養殖施設の復旧対策で約700億円。
 子どもたちの就学支援等に約200億円ほか 等々です。

財源としては、年金臨時財源の活用やODAの一部縮減等に加え、高速道路無料化の一部凍結や子ども手当の見直し等で捻出いたしました。財政が厳しい中、一次補正には国債を発行しない方針で臨みました。今後の復旧・復興にいたる二次補正に向けて内容・財源の議論をさらに進めていかなければならないと考えています。

今日も午後から復興構想会議検討部会が行われ、明日は親会議である復興構想会議が開かれます。それぞれの委員の先生方が現地に想いを寄せながら、本当に真摯な議論をいただいていることに感謝申し上げます。私は、福島県の計画的避難区域に指定された市町村や、既に避難されている市町村の生活支援の対応に取り組んでいます。関係の方々にはご苦労をおかけしています。

連休明けには、総理の外交日程もそろそろ動き出します。このための準備も始めなければなりません。国際社会に対して、震災・原発事故についてどういったメッセージを出していくのかとともに、原発事故の検証委員会(仮称)の立ち上げも大きな課題です。 

一方、今日は全国各地でメーデーが行われています。地元・京都のメーデーには残念ながら参加できませんでしたが、中央メーデーに総理代理として出席させていただきました。避難所では多くの皆さんが「働きたい」と言われます。雇用・働くことの意味、大きさを改めて痛感しています。