09/30

2015

「近況ならびに参院安保特別委員会報告9月16日以降分」


こんばんは。

先週の週末は、金曜日の夜、地元京都で、民主党と連合京都で安保法制反対の街頭演説会を共催。約500人が集まり、通行中の人も熱心に耳を傾けてくれました。前原さん、山井さん、泉さん、私も参加して、違憲立法と乱暴な強行採決に抗議の意を訴えました。

私はマイクを握った後、すぐに移動して大阪・梅田へ。SEALDs KANSAIの集会へ。梅田のヨドバシカメラの前には、なんと約4500人の方が大集結。すごい熱気で迎えられました。ここでも力いっぱい演説。多くの皆さんに声をかけていただきました。翌日に長野へ移動のため、上京。

26日は、民主党長野県連主催の街頭演説と安保反対の大集会に参加。
長野県連の代表は、安保特別委員会でともに闘った北澤俊美元防衛相。ホテル内の会場は、予定をはるかに超えて超満員。入れない人が廊下にあふれ、756人の参加と発表がありました。細かい数字で王さんの本塁打数だなあととっさに思ってしまいました(笑)。
ここも熱気ムンムンで最後のガンバロウ三唱は、まるで選挙の決起集会のようでした。まだまだ、アベ政治を許さない、安保法案廃止への動きはとどまりません。

そんな中、正式な手続きなしに地方公聴会の議事録が、いつの間にか委員会議事録(未定稿)に添付されています。私は抗議していますが、参議院事務局は委員長判断だと、説明しています。
しかし、いったいいつ判断したのでしょうか。こちらは理事会を求めていましたが、結局、国会会期中に開催されませんでした。国会の会期が終わったので、すでに特別委員会はありません。言わば、超法規的に添付された、ということでしょうか。納得できません。そして、皮肉にも、この事が、委員会に地方公聴会報告がなされていない証左になっています。すなわち採決に瑕疵があることには変わりはありません。

さて、約2ケ月に及ぶ安保特別委員会の状況をこれまでご報告してきましたが、最終盤のところは、連日、夜を徹して、理事会室や本会議場にいたため、テツロー日記を書くことができませんでした。
少し遅くなりましたが、その間の簡潔な委員会報告を改めてお送りします。

* * *

さる16日は13時から、横浜での地方公聴会を開催しました。
野党側公述人である、東京大学名誉教授・前日本学術会議会長の広渡清吾さんや弁護士の水上貴央さんが、ともに今回の法案の違憲性を明快に陳述され、地方公聴会直後に採決するようなことはないように、とも釘を刺されました。
横浜ではデモに遭遇し、なかなか現場を離れられず、予定より少し遅れて、参議院に到着しました。

18時20分から再開された理事会では、同日の総理入りの締めくくり的総括質疑や採決をめぐり、緊迫したやりとりが続きました。理事会室前で与野党議員がもみ合う中、17日の午前3時を回っても膠着状態は変わりませんでした。
そこで、鴻池委員長と北沢筆頭、私が理事会室の隣室で協議を重ね、17日8時50分から、現状維持のまま理事会を再開することで一致し、ようやく4時過ぎに解散となりました。

翌朝、約束通り、理事会室に向かった野党議員に、いきなり、委員長の意向で看板を替えて、理事会の会場を委員会室に変えた、との連絡が入りました。だまし討ちに対して野党議員は怒り心頭で、委員長席に詰め寄って厳重に抗議し、大混乱に。9時45分頃、野党側として、委員長の不信任動議を提出しました。

13時から再開された委員会で、私が委員長不信任動議の趣旨説明を行いました。
原稿はありませんでしたが、約50分間、本法案の問題点、課題、審議の混乱等々について指摘しました。他の野党からの賛成討論が続き、不信任動議の採決まで3時間以上かかりました。

不信任動議が否決されたのち、鴻池委員長が復席直後、あの暴力的な強行「採決」が行われました。
マスコミは当初、野党議員が委員長席に駆け寄り、などと報じていましたが、明白な誤りです。最初に、20名余りが暴力的に駆け寄り、委員長をスクラムのように隠したのは、与党議員であり、しかも特別委員会のメンバーではありません。言語道断です。野党の議員が一方的に表決権を奪われたものであり、採決は不存在、無効であると考えています。

また、そうした混乱の中で、16日の地方公聴会の派遣報告が委員会でなされず、採決の前提となる要件に明らかに瑕疵があると言わざるを得ません。
違憲、二転三転する国会審議、全国に広がる反対の声、いろいろな思いを込めて、最後、本会議での反対討論をしました。

採決を認めることはできませんが、その本会議後、国会正門前で、小雨の中、声を枯らして反対を訴え続けていたSEALDsの奥田さんをはじめとするたくさんの人々の前で、悔しい思いを込めて挨拶をさせていただきました。本会議中、福山コールをしてくれていたと、その時、知りました。

これまでご報告してきた内容を含め、安保法制の審議状況等の詳細について、来月8日発売予定の『世界』11月号に掲載されることになりました。
現場にいた政治家として、拙文ながら何か残すべきと考えました。ご笑覧ください。