02/05
2011
「一昨日のTV番組での発言について」
こんばんは。度々失礼します。
通常国会は、衆議院予算委員会で来年度予算案の審議が始まり、私自身も何度か答弁に立たせていただいています。しっかりと建設的な質疑を通じて、予算及び予算関連法案を成立させていきたいと考えています。
さて、一昨日、BS11の「IN side OUT」に生出演しました。
番組内での私の発言について、昨日の新聞等に記事が掲載されましたが、発言の一部分であり、番組内でどのような発言をしたかについて、以下にお伝えしたいと思います。
番組では、進行の鈴木報道局長から、先日のS&Pによる国債格下げに対する総理の「疎い」発言の背景を問われました。
それに対し「私自身は、格下げの報告を受けていました。総理にどの時点で報告するのかという判断をしなければいけなかったわけですが、私はぶら下がりの打ち合わせでは報告をしませんでした。私自身の判断がいたらなかったことについては、総理に迷惑をかけたかなと思っている」と申し上げました。
しかし、続けて「一方で、一民間格付会社の評価に一国の総理が右往左往するべきではない、という思いがありました。私は、元々金融機関に勤めていたこともあり、あの時点で、債券相場や為替が落ち着いていることを確認していました。逆に、S&Pがなぜ格付けを下げたのかという分析等をしっかりした上で、総理に報告するべきだと考えました。」「また、ムーディーズやフィッチなど他の格付会社は、日本の格付けを現在、安定的だと評しています。今回のS&Pのプレスリリースでは、この国会での予算や予算関連法案の審議、成長戦略の実施状況、財政再建に対する取り組み姿勢について着目しており、税と社会保障の一体改革を含め、財政再建の道筋ができれば、再格上げも検討されるということが書かれています。つまり、政府だけでなく、野党の姿勢も問われています。もちろん、中長期的な我が国の財政に対する「警鐘」と受け止め、熟議の国会を通じて、国益の観点から建設的に議論を進めていく必要があります。」と発言したという具合です。
新聞等をご覧になって気にかけていただいている方がいらっしゃったので報告させていただきました。