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2016

「国会中盤の一日」


昨日、三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。謹んで哀悼の誠をささげさせていただき、衷心より御冥福をお祈りいたします。
昨日は、一日、様々な政策課題に向き合って過ごしました。

朝イチは、党の外務・防衛部門会議で、昨日紹介した「核兵器禁止条約」について、民進党非核議連の考え方を紹介した上で、党としての対応を協議。
結果として、私たちは、「被爆国としてできる限り賛成、よもや反対はありえない」としましたが、今日未明、ニューヨークで、日本はこの条約に反対票を投じました。とても残念です。

午前中は、パリ協定について、参議院外交防衛委員会で質疑。
この問題は、本会議を含め、3度連続して質問に立ちました。気候変動問題は未来に対する政治の責任です。日本が消極的姿勢に終始していること、パリ協定第一回締約国会議にオブザーバーでしか出席できないこと、重ねて残念です。日本外交の失政です。
なお、今日の参院本会議でパリ協定承認案が可決され、衆議院に送付されました。

午後は、新たに党内に設置された「尊厳ある生活保障総合調査会」に出席。
前原誠司衆院議員が会長に就任。蓮舫代表も出席。私も副会長に就任予定ですが、1年ほどかけて、今後の我が国の在り方、社会、経済政策を含めて、構築していこう というものです。
第一回は、慶應義塾大の井手英策教授に講演いただき、「租税抵抗の強い社会、中間層がはげ落ち、貧しくなった日本の社会をどう再創造するか」について丁寧かつ熱弁をふるっていただきました。私は井手先生の人間性とその知的探求の姿勢に学ばせていただくことが多く、とても尊敬しています。

その後、党の憲法調査会役員会に出席。
伊藤真弁護士から自民党改憲草案の問題点について講演いただきました。
非常に論理的で、詳細な解説をいただきました。我が意を得たりというものばかりでした。伊藤先生のよどみのないプレゼンテーションは、憲法に関する膨大な知的蓄積があってこそ、説得力を持つものだと思います。

国会も中盤に差し掛かり、いろいろ動き出しています。

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