ご挨拶
いつもご支援を賜わり、誠にありがとうございます。
長年にわたる京都の皆様のお支えのおかげさまで怒濤のような4期目を過ごすことができました。
政治家としての最大のトピックは、やはり立憲民主党の結党に参画し、その後4年間、幹事長として懸命に走り続けたことでした。勝ち続けた統一地方選、参院選、都議選、そして議席を減らした総選挙。全国を駆け巡りました。一方、国会では本会議登壇は10回、委員会質問は50回に及びました。ほとんどがテレビ中継の中、緊迫した時間でした。
この2年間、コロナの感染拡大が暮らし、経済に大きな影響を与えました。検査が増えなかったこと、アベノマスク等々、政府への不信感が募り、自粛に伴う補償措置も後手に回り、政府の機能劣化が顕在化しました。特措法の改正、検査の拡大、雇用調整助成金、休業支援金、学生や困窮者支援等々の提案を与党との党首会談、幹事長会談等を通じて強く要求し、一部を実現してきました。
地球規模では気候変動問題の一層の顕在化、東アジアの安全保障環境の変化、中国の台頭等々、課題が山積しています。残念ながら日本の外交力、プレゼンスの低下が顕著です。
そして森友、加計学園問題に象徴される国会での文書改ざんや虚偽答弁、各省庁の統計の書き換え、政治とカネの問題等々、この間、政府・与党の不祥事が頻発し、政治への信頼が失墜しました。「まっとうな政治」を求め続けたいと思います。
先般、総選挙は終わりましたが、日本内外の諸課題が解決したわけではありません。
微力ながら、政治家として京都、日本、そして世界のために力を尽くす思いはいささかも変わりません。足下だけでなく、未来の課題にも果敢に立ち向かっていきたいと考えています。
今後とも温かいご指導をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年1月吉日

福山哲郎(ふくやま てつろう)
1962年1月19日生まれ。O型・寅年
学歴
1981年 | 京都府立嵯峨野高等学校卒業 |
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1986年 | 同志社大学法学部法律学科卒業 |
1995年 | 京都大学大学院法学研究科修士課程修了 |
経歴
1986年 | 大和證券株式会社入社 |
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1998年・2004年 | 参議院選挙・京都選挙区で2回連続のトップ当選を果たす。 |
2003年 | 学校法人瓜生山学園理事に就任。 |
2005年 | 参議院環境委員長に就任。 |
2008年 | 民主党地球温暖化対策本部 事務総長に就任。 |
2009年 | 外務副大臣に就任。 |
2010年 | 内閣官房副長官に就任。参議院議員選挙・京都選挙区で3期目のトップ当選。 |
2011年 | 内閣官房副長官に再任。 官邸外交、東日本大震災対応に取り組む 参議院外交防衛委員長に就任。 |
2012年 | 民主党社会的包摂PT会長に就任。 京都府身体障害者団体連合会会長に就任。 |
2013年 | 学校法人龍谷大学理事に就任。 |
2014年 | 民主党政策調査会長に就任。 |
2016年 | 民進党結党、幹事長代理に就任。 参議院議員選挙 京都選挙区で4度目の当選。 |
2017年 | 参議院震災復興特別委員長に就任。 立憲民主党結党に参画、幹事長に就任。 |
2020年 | 京都府バスケットボール協会会長に就任。 新「立憲民主党」結党に参画。幹事長に就任。 |
現在 | 所属政党 立憲民主党(参院会派 立憲民主・社民) 所属委員会 外交防衛委員会 委員、国家基本政策委員会 委員 党務(京都) 立憲民主党京都府総支部連合会 会長 京都府身体障害者団体連合会 会長 学校法人瓜生山学園 理事 京都芸術大学 客員教授 学校法人龍谷大学 理事 京都府バスケットボール協会 会長 <趣味> 茶道・書道・野球 <子どもの頃の夢> 野球選手 <好きな言葉> 「一日を生涯として生きる」 |
著作
- 「フェイクの時代に隠されていること」(共著)
- 太田出版 2018年
- 「私の「貧乏物語」―これからの希望をみつけるために」(共著)
- 岩波書店 2016年
- 「2015年安保 国会の内と外で~民主主義をやり直す~」(共著)
- 岩波書店 2015年
- 「原発危機 官邸からの証言」
- ちくま新書 2012年
- 「民主主義が一度もなかった国・日本」(共著)
- 幻冬舎 2009年
論文等
- 「新しい政治文化をつくりたい」
- 月刊「論座」 2002年8月号 朝日新聞社 共著
- 「民主党参院政審会長の与党はつらいよ日記」
- 月刊「論座」2007年12月号~2008年8月号 朝日新聞社
- 「そのとき国会で何が起こったか」
- 月刊「世界」2014年2月号 岩波書店
- 「強行「採決」」
- 月刊「世界」2015年11月号 岩波書店
- 「政治より先に変わりつつある国民意識阿部政権とのズレ、野党はつけるのか」
- 月刊「Journalism」2016年3月号 朝日新聞社