12/07

2013

「悔しいです。力不足で申し訳ありませんでした」


2日間の延長を与党は昨日決めました。

延長を決めるなら、なぜ、強行採決をしたのか。
もっと審議ができたのではないのか。
なぜ、地方公聴会を前日夜に決めるなどということをしたのか。

たくさんの疑問と怒りがわき上がってきますが、土曜・日曜48時間、どのような方法を駆使しても万策が尽きました。
採決の結果、この稀代の悪法が成立することとなりました。

いかに、民主的なプロセスを省いて採決に至ろうと、
いかに、国民の知る権利や報道の自由が侵される可能性があろうと、
いかに、政府の新たに言い出した第三者機関がどんな代物か分からず、法定化されていない状況であろうとも、
数の論理には勝てない。その現実を痛感しています。たくさんの激励をいただいたのに、力不足で申し訳ございませんでした。

多くの国民から声が上がり、世論は大きなうねりとなりつつあります。
施行まで1年。あきらめることなく、第三者機関には法定化を求め、できる限り、この法律の運用が恣意的にならないよう監視を続ける責任があると思います。

そして、なんとか政権を奪還して、まずは、この稀代の悪法を改正していく準備を始めたいと思います。
約50年間、秘密だった核の密約を明らかにしたように、我々の新たな使命が1つ加わったということだと思います。
国民の皆様も、ぜひ引き続き監視の目をゆるめることなく、あきらめることなく、力を貸して頂きたいと思います。
悔しいです。無念です。


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