07/10

2018

「豪雨災害」


おはようございます。
歴史的な大雨による被害が続いています。被害にあわれた方々に心からご冥福とお見舞いを申し上げます。
地元京都でもかなりの被害が出ていますが、広島、岡山、愛媛をはじめ、西日本の広域にわたり被害が拡がっています。雨がやんでも引き続き警戒が必要です。

昨日、午前中に、党の災害対策本部と拡大役員会を開催しました。
①野党の幹事長会談を呼びかけ、政府に災害対応に最優先で万全を期すことを申し入れる
②明日のカジノ法案の審議は、所管は石井国交大臣であり、このような災害時において国会にはりつくことはありえず、委員会開催を自重すべき、等を確認しました。

15時からは野党幹事長・書記局長会談を開催して、同様の趣旨を確認し、政府に対する緊急申し入れを決定しました。
その後、枝野代表を筆頭に野党各党代表・党首が、官邸で菅官房長官へ申し入れを行いました。

今日は、始発で京都に戻り、被災した京都北部の現場を視察します。
舞鶴市加佐地区、福知山市大江、夜久野、福知山市内、綾部市の現場や市役所等も訪問する予定です。


06/29

2018

「働き方改革関連法案」


こんばんは。

昨日の厚生労働委員会で「働き方改革関連法案」の審議が打ち切られ、採決が行われました。
会期が延長され、まだ審議できるにもかかわらず、過労死を増やしかねない、立法事実もない、答弁も曖昧な状況のまま、国民の命と生活にかかわる法案が、数の力によって終局とされ、今日の本会議での採決となったことにいまだに納得できません。

高度プロフェッショナル制度は、成果で評価することの法文上の規定もなく、時間の制約だけを取り払うことになります。実労働時間も把握されません。法案の骨格ができてから後追いでヒアリングをして、その数はわずか12人、まさにアリバイ作りに他なりません。
さらに、総理は過労死家族の会との面会要請を拒否しました。ご遺族の方が昨日の委員会も傍聴されていましたが、その思いに応えなければ、政治の役割は果たせないと考えています。なぜ、面会されないのか、理解に苦しみます。

裁量労働制の制度的な欠陥、長時間労働規制の実効性への懸念、各種ハラスメントの規制の欠落等々、法案の問題点は数多く残っています。47項目の付帯決議がついたことが、法案の内容がボロボロであったことの証左です。立憲民主党の石橋みちひろ議員の充実した審議によって論点と疑問が山ほどでてきました。付帯決議の内容も、大部分は石橋議員の指摘です。

そもそも裁量労働制についてデータを偽造していたことから問題は始まっています。
法律は残念ながら成立してしまいましたが、付帯決議に盛り込まれた内容を踏まえて、引き続き運用を監視しつづけ、高プロ制度廃止に向けて粘り強くたたかって参ります。

今週は月曜日に予算委員会に立ちました。
火曜日は枝野代表が党首討論に臨み、後半は働き方法案の参議院での攻防でした。
バタバタで、なかなか詳しい報告が出来ずすみませんでした。


06/15

2018

「国会は最終盤に。立川市議選も」


こんばんは。
本日午後に、立川市議選の応援に入りました。
立憲民主党公認の「いなはし ゆみ子」候補とともに、JR立川駅前で街頭演説と選挙カーに乗り、ご支援を訴えました。
投票日は明後日6月17日です。立川市の皆さんのお力をよろしくお願いいたします。

先日の新潟県知事選挙では、池田ちかこ候補に多くの皆様にご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。とても残念ながら惜敗となりましたが、森友・加計問題をはじめ、安倍政権に対する不信感、厳しい批判の声は一定程度示されたと考えています。
一方、中野区長選では立憲民主党が推薦した酒井直人候補が、中野区議補選では立憲民主党公認の杉山司候補が当選しました。ともに自民党を破りました。お二人には中野区政に新しい風を吹かせていただきたいと思います。

また、今週は、米朝首脳会談が開催されました。
朝鮮半島の平和にむけての第一歩が記されたことは、率直に評価をしたいと思います。しかし、安倍総理ならびに我が国が、会談結果に求めてきた状況とは、少しかけ離れたものになりました。
北朝鮮は体制保証を得ることができ、米韓の軍事演習の回避も言及され、国際的な好感度を上げることにも一定成功し、またもや北朝鮮が時間稼ぎをできるような状況になったのではないかと危惧しています。CVIDについても明記されていません。
会期末までに早急に予算委員会を開いて、安倍総理から安全保障、外交、拉致問題について、評価と今後の戦略を説明するべきです。

さて、通常国会は会期末が近づき、政府・与党が強行に国会運営を進めてきています。
先ほど、衆院内閣委員会ではカジノ実施法案が強行採決されました。これまで賭博罪とされてきたものを、わざわざ依存症対策を講じてまで一部解禁するものであり、カジノ事業者による特定金融業務、金額の上限規制の欠落、違法性阻却範囲、施設の面積上限、社会的影響分析等々、課題はまだまだ残っています。引き続き徹底審議が必要です。

参院では、自民党が定数増と比例名簿に拘束式を導入するという、自民党の議席減を救済するための参院選挙制度改正案を突如として提案してきました。
参議院選挙制度改革は院に設けられた専門委員会において1年間かけて議論をしてきたにも関わらず、その経過を全く無視して提案されたものです。
一昨日、昨日と参院議長の召集による参院各会派代表者懇談会が開かれ、私も蓮舫参院幹事長とともに出席しましたが、議長は野党各党が求めたあっせん案の検討には応じず、協議を強引に打ち切りました。
与野党ともそれぞれ意見の違いはあっても選挙制度は民主主義の土俵作りです。私は議長に再考をお願いし、協議の継続を求めました。今回の議長の対応は、「会派に属さない」三権の長として公正公平な院の運営をいえるのか非常に遺憾に思います。


05/22

2018

「野党幹事長・書記局長会談」


こんにちは。
昨日の愛媛県から提出された新文書を受けて、急きょ、野党5党1会派の幹事長・書記局長会談を開催しました。

昨夜からメディアは、安倍総理の答弁とのくい違いを強調して報道しています。当然です。
安倍総理は、昨日は無言、今日になって「面会の事実はない」とぶら下がりでコメントしましたが、全く信用できません。愛媛県が公文書として国会に提出したものに対して、言葉だけの反論では何の説得力もありません。

幹事長・書記局長会談では、以下の点について認識を共有しました。
ご報告します。

○これまで一年にわたり安倍総理が国会で虚偽答弁を繰り返してきた疑いがより強まったと言わざるを得ない。立法府と行政府の信頼関係が失われ、安倍総理の進退が問われる重大な局面を迎えた。

○獣医学部新設が「はじめに加計ありき」「官邸ありき」で始まったことが新文書から明らかになった。「首相案件」「官邸の最高レベル」「総理のご意向」という文言の信憑性はより深まった。これまでの安倍総理ならびに政府の説明とは全く異なっており、柳瀬元秘書官の参考人質疑も事実を語っていない。言語道断である。

○愛媛県から公文書という形で国会に提出された以上、反証は政府・与党の責任である。もし、新文書の内容と異なる事実を示したいのであれば、与党は、柳瀬唯夫元総理秘書官と加計孝太郎理事長の証人喚問、ならびに中村時広愛媛県知事の参考人招致を拒否するべきではなく、速やかに実現すべきである。

○真相究明が最優先であり、速やかに十分な時間をとって、複数回の集中審議を開催すること。

○強引な運営の下での法案審議、強行採決は絶対に認められない。

○本日からあらゆる委員会、本会議の場で、野党5党1会派は徹底追及していくことを、各党の各委員に指示する。

以上です。


05/21

2018

「愛媛県から新たな文書が」


こんばんは。
今日、参議院予算委員会理事会に、愛媛県から27ページにわたる衝撃的な文書が提出されました。

その文書によれば、柳瀬元秘書官と加計学園や愛媛県職員等が面会したとされる平成27年4月2日より前の2月25日に、安倍総理と加計孝太郎理事長が面談したということが書かれていました。

その内容は以下の通りです。

「2/25に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり。
また、柳瀬首相秘書官から、改めて資料を提出するよう指示があったので、早急に資料を調整し、提出する予定。」

総理が昨年1月20日に案件を知ったということも、加計孝太郎氏から獣医学部の話を聞いたことがないということも、虚偽であった可能性が高まりました。
その他にも、安倍総理や柳瀬氏のこれまでの答弁を覆すような新しい事実が書かれています。

なぜ与党が、中村愛媛県知事の参考人招致を拒否し続けているのか、なぜ柳瀬氏の証人喚問を拒否して、罪に問われない参考人質疑にしたのか、理由はこういったことだったのかとしか考えられません。


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