05/29

2015

「衆院特別委員会、紛糾!」


こんばんは。
今日の衆院本会議で、ダンスに対する規制を緩和する風営法改正案が可決されました。今後、審議の場は参議院に移ります。

さて、安全保障法制を審議する特別委員会では、民主党の後藤議員の質問に対して、外務大臣が正面から答えず、何度も同じ答弁を繰り返したため、審議が紛糾し、野党側が退席する異常事態となりました。その後もはっきりとした答弁が得られず、そのまま散会となりました。
これは、政府側が答弁できず、苦しい状況になっていることの証左です。

昨日も、辻元議員に対して「早く質問しろよ」と答弁席から安倍総理がヤジを発しました。もちろん、委員会は騒然。総理の謝罪答弁で再開した始末です。
総理本人はヤジに対してすぐに反応するにも関わらず、自らが質疑者に対してヤジを発することが度重なっています。

まだ委員会の審議はわずか3日目にも関わらず、このような状況になっていること自体、こちらの質問に対して論理的に整合性のある答弁ができないことの裏返しではないでしょうか。
ニュース等でどれだけ詳細に伝わっているかわかりませんが、引き続きお伝えしていきたいと思います。


05/26

2015

「安保法制、審議始まる」


こんにちは。
昨日は地元での朝の街宣活動から始まりました。多くの皆さんから激励をいただき、安保法制や労働法制について国民の中にも不安が広がっていることを感じました。
また、今日は、午前中、連合本部の三役会議で、安保法制に対する民主党の考え方を報告させていただきました。

午後からは衆議院本会議が開かれ、安保法制の審議が始まりました。
民主党からは枝野幹事長が代表質問しました。これまでの歴史を踏まえた、多くの問題提起を含む、気持ちの入った質問でした。安倍総理の答弁は、真正面から答えず、誠実さに欠けるものだったように思います。

そして、残念なことに、戦後日本の安全保障政策の根幹を揺るがすような法案の本会議での代表質問がNHKで生中継されませんでした。
議運理事会合意の結果だったとは思いますが、逆に政府・与党がすすんで機会をつくらないと、またもや国民に審議の内容が伝わらない状況になってしまいます。明日の審議はテレビ中継されるとのことですが、与党にはぜひ、積極的にテレビ入り審議をしてほしいと思います。
今日の本会議をインターネット上でどうかご覧いただきたいと思います。

明日の審議には、民主党からは岡田代表、長妻理事、大串議員が質問に立ちます。


05/22

2015

「テレビ出演のお知らせ」


こんばんは。

今週末、テレビ出演することになりました。
詳細は以下の通りです。お時間のある方はご覧ください。

◆TBS「報道LIVE ~あさチャン!サタデー」
5月23日(土) 5:45~7:30(出演は、6:00頃から)
http://www.tbs.co.jp/asachan_saturday/

◆読売テレビ「そこまで言って委員会NP」
5月24日(日)13:30~15:00
http://www.ytv.co.jp/iinkai/


05/21

2015

「昨日の党首討論の伝え方・・・」


こんにちは。
昨日の党首討論を受けて、各種報道でも安全保障法制等について大きく扱われています。

昨夜、いくつかのテレビニュース等を見て気になったことがあります。
私が見たニュースでは、一般的に岡田代表や維新・松野新代表の問いに安倍総理が答弁したとの形式で報道しています。しかし、映像が編集されて、途中で切り取られるため、その実像がなかなか国民に伝わらないのではないかと危惧しています。

例えば、
岡田代表「新三要件が満たされれば、例えば、米軍とある国が戦争している、戦っている。それは新要件に該当して、日本の自衛隊も出ていって戦う。その場所は相手国の領土、領海、領空に及ぶのは当然だと私は思いますけれども、いかがですか。」
安倍総理「いわば海外派兵は一般に禁止されている、認められていないということは、これはもう今まで何回も私が申し上げているとおりでございます。今、岡田代表がおっしゃったように、他国の領土にいわば戦闘行為を目的に自衛隊を上陸させて武力行使をさせる、あるいは領海において領空においてそういう活動をする、派兵をするということはないということは申し上げておきたい、このように思います。」
この次が重要です。
岡田代表「もしこれが間違っていたら、総理、法案修正してくださいね。他国の領土、領海、領空ではやらないとはっきり法律に書いてくださいね。そのことを申し上げておきたいと思います。」

つまり、安倍総理がいくら言葉だけで「海外派兵は一般に禁止されている」とか「空爆や地上戦はしない」と言われても、法律上は何もそんなことは書いてありません。ましてや『一般に』という意味不明の修飾語が付いています。
もし、安倍総理の答弁通りなら、当然、提出されている法案とは中身が異なってしまいます。今回の法案では3要件に合致すれば「他国の領土・領海・領空にまで行って武力行使ができる」ことは自明です。

また、松野新代表が議員定数の削減を求めたことに対し、安倍総理は「共産党とか社民党、そうした少数政党の意見も聞いて、これは土俵をつくっていくべきだということを私は申し上げたわけであります。(中略)私たちは国会で多数を持っていますから、直ちにこれで決めていっていいんですか。」と一見すれば、当然のことを述べられました。
それに対して、松野代表の反論は「調子がいいときに、少数意見を聞く。きのう採決された安保の委員会、45人委員会ならば少数政党が入れないから、我々は50人にしてくれと言ったんですよ。全く聞かずに、45人委員会で少数政党を排除した委員会をつくっているじゃないですか」というものでした。言っていることとやっていることが違うということです。

こういったやりとりを伝えないことに非常に違和感を覚えました。
一事が万事、この現状では、事の本質が伝わりません。実際のやりとりをご覧いただくのが最も大切なことと思います。


05/20

2015

「党首討論とお知らせ」


 

こんばんは。
今日、今国会初めての党首討論が開催されました。岡田代表が代表就任以来初登場です。

まず、岡田代表から「毎週でも党首討論をやるべきだ」と迫りましたが、安倍総理ははぐらかしました。
続いて、先週閣議決定された安全保障法制です。「後方支援について」は、「より自衛隊のリスクが高まるのだから、正直に国民に説明するべきだ」という岡田代表の問いに対して、安倍総理は、リスクは変わらない等々の答弁をした以外は、ほとんど何も答えず、聞かれていないことを延々と話し続けました。
また、「新三要件の下で、日本の自衛隊が集団的自衛権を行使するということは、相手国の領土、領海で武力行使をすることもあるのか?」という質問にも、総理はまったくピント外れの答えをしました。こちらから見ていても「大丈夫か?本当に法案の内容を把握されているのかな?」と考えていると、すかさず、岡田代表から「総理の答弁通りなら、法案を修正してください。」等々の指摘がありました。

昨日の外防委員会の防衛大臣もそうでしたが、国民に理解を求めるにはあまりにもお粗末な答弁でした。残念です。

さて、お知らせです。
現在、松下政経塾では、来年4月の入塾生募集を行っており、今週末の大阪での説明会で、私が話をすることになりました。すでにwebでの申し込みは締め切られていますが、当日の受付もありますので、ご関心のある方は直接会場にお越しください。
なお、入塾説明会は以下の日程で開催されます。
【大阪】5月23日(土)15時~ グランフロント大阪
【東京】6月5日(金)19時~ 東京駅周辺
【東京】6月19日(金)19時~ 新宿駅周辺
【茅ヶ崎】7月11日(土)13時半~ 松下政経塾講堂
詳しくは、 http://www.mskj.or.jp/entry/ まで。

 


2024年5月
« 11月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031