05/19

2015

「外交防衛委員会で質問」


こんばんは。

今日午前中に、参議院外交防衛委員会で質問に立ちました。
ハワイでのオスプレイの着陸失敗事故や5月14日の総理会見の内容、日露関係等について、防衛大臣・外務大臣を厳しく追及しました。
なかでも、新たな安全保障法制によって自衛隊員のリスクが高まるという点を防衛大臣に確認しましたが、リスクの変化について明確な答弁をされませんでした。この質疑の模様はニュース等でも取り上げられました。

さて、一昨日の大阪都構想に関する住民投票は、約12000票の接戦の末、反対という結論が示されました。大阪市民にとっては、生活がどう良くなり、大阪の未来が明るくなるのか、十分な確信を持てなかったのかもしれません。しかし、多くの人が投票所に足を運び、自らの選択として大阪市の存続を決めたことは住民自治の観点からも重要なことだと思います。

他方で、国政の場では、安保法制や労働法制など非常に大きな争点が迫っています。維新の党とは、昨秋の臨時国会と同様に、国会内での連携・協力を求めながら、政府・与党と対峙していきたいと考えています。


05/13

2015

「2030年再エネ30%超、CO2削減 30%超。2030年代原発稼働ゼロへ、攻めのエネルギー戦略」


こんにちは。
国会では、衆議院で労働者派遣法改正案が審議入りし、安全保障法制も明日閣議決定される見込みです。後半国会の大きな2つの争点です。
戦後日本の安全保障政策の根幹を揺るがすような安保法制と日本のよき雇用関係を変質させる可能性のある労働法制の改悪です。政府・与党としっかりと対峙していきたいと思います。

エネルギー政策、温暖化対策についても、我々と政府との立場の違いが鮮明になってきています。
昨日の党エネルギー環境総合調査会で「エネルギーミックス目標・温室効果ガス削減目標 中間まとめ」をとりまとめ、党NCでも了承されました。
従来からの「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入する」という考え方を堅持した上で、省エネは最終エネルギー消費を2010年実績から約25%削減するとともに、2030年に再生可能エネルギー30%以上、温室効果ガス90年比30%削減という目標を掲げました。
今後、責任ある避難計画がなければ原発を再稼働すべきではないという国の責任を明確化する法案をはじめ、「分散型エネルギー推進法」、「公共施設省エネ再エネ義務化法案」等の議員立法を検討していく予定です。

5月7日の参議院外交防衛委員会で、緑の気候基金法案の審議に関連して、政府の温暖化対策、COP21に向けた約束草案について厳しく追及しました。
3月末までに提出すべきであった日本の約束草案はまだ固まっていません。4月30日に環境省・経産省の審議会で案が提示されましたが、基準年を複数にしたり、変更したりして、他の国と遜色ないというお化粧をしてごまかそうとしています。水準についても、2030年に90年度比約18%削減にとどまっています。
昨夏以降、政府の地球温暖化対策推進本部は1度も開催されておらず、また、2013年度以降、政府の温暖化対策計画は空白のままです。
こうした取組みのやる気のなさ、消極さを指摘したところ、環境副大臣から、東日本大震災の責任だ、との答弁があり、思わず声を荒げました。

自然災害が多発し、世界的に異常気象となっている中で温暖化対策は喫緊の課題であり、未来に対する責任です。国際公約でもある「2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減」という長期目標との整合性をとることも必要です。
初当選以来、気候変動問題に関心を持ち、取り組んできた者の一人として、今の政府の姿勢は理解し難いし、国際社会からも受け入れらるとは思えません。


05/07

2015

「訪米報告&外交防衛委員会質問」


こんにちは。連休はいかがお過ごしでしたか。
今日からお仕事の方も多いのではないでしょうか。

さて、昨日の夕刻に、5月1日からの訪米のスケジュールを終え、帰国しました。
今朝は、早々に国会の事務所に入り、午後には外交防衛委員会で質問する予定です。
まだ時差ボケ中です。さすがに少しキツイ日程です。とはいえ、とても充実した訪米でした。

今回は、日本経済研究センターと日本国際問題研究所による「日米知的交流・共同研究プログラム」の一環で開催されたもので、国際関係や安全保障に関して、日米の政府関係者、経営者、専門家が対話することを目的としたものです。アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)を皮切りに、ランド研究所、ブルッキングス研究所それぞれで、パネルディスカッションやセミナーを行いました。
民主党からは、前原元外相、玄葉前外相、長島元首相補佐官、そして元官房副長官として私が参加しました。与党からは、西村内閣府副大臣、小野寺元防衛相、岩屋毅衆議院議員、上田勇衆議院議員が参加。併せて民主党政権時の防衛相だった森本敏教授、国連大使だった北岡伸一教授や数人の経営者も参加されて、それぞれの立場から、率直に意見交換ができた、と考えています。
訪米団の内容について、日本経済新聞に記事が出ています。

旧知の友人や、外務省、官邸時代にご一緒した官僚の皆さんとも再会することもできました。メニューが盛りだくさんで、緊張の連続でしたが、とてもいい時間を過ごしました。
日本経済研究センターやANAをはじめ、多くのスタッフの方々にもお世話になり感謝でした。


04/27

2015

「安保法制に関する党の考え方をまとめました。」


こんばんは。
昨日投開票された統一自治体選挙(後半戦)では、京都府下で民主党公認候補は善戦することができました。御支援いただき、誠にありがとうございました。

さて、今夕、党の安全保障総合調査会を開催し、報告書「安全保障法制に関する民主党の考え方」をとりまとめました。その後、北澤会長とともに岡田代表の諮問に対する答申として、報告書を手交いたしました。
小生も調査会幹事長として、今年2月以降、20回以上ヒアリングや議員間討議を重ね、詰めの作業を続けてきました。

基本的に「遠くは抑制的に、日本の安全に関わる近くはより現実的に」という考え方で整理しました。
具体的には、基本姿勢を示した上で、「新三要件は歯止めがなく、便宜的・意図的であり、専守防衛に徹する観点から、安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」「グレーゾーン事態に対する領域警備法の制定」「周辺事態法における周辺概念の堅持」「他国軍への支援については必要に応じて特措法を検討すべき」等を掲げました。
詳しい内容は、こちらをご覧ください。
20150427安全保障法制に関する民主党の考え方

来月には閣法が閣議決定される予定ですが、今後、法案の内容を精査した上で厳しく対峙していきます。


04/24

2015

「京都南部の日本茶が日本遺産に。」


こんにちは。これから地元に戻り、京都南部の選挙の応援に入ります。

市議選真っ最中ですが、いいニュースです。
今朝、文化庁が発表した「日本遺産」に、宇治市、城陽市など京都府山城地域の「日本茶800年の歴史散歩」が認定されました。最高級の多種多様なお茶を作り続け、茶道、喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた歴史、茶畑、茶問屋街、茶工場、ゆかりの寺社、茶まつりなどが一体的に登録されました。国内外からの観光客の増加も含め、観光振興、地域活性化につながることを期待します。

昨日は、外交防衛委員会で、特定秘密の扱い等について厳しく政府を追及しました。
また、党の安全保障総合調査会では、連日、議員間討議を行い、安全保障法制に関する党の考え方を整理しています。調査会幹事長として、党内の議論に加わり、詰めの段階です。正式に固まった時点で、改めてご報告します。

他方、エネルギー環境総合調査会では、昨日、経産大臣に対して「エネルギーミックスに関する提言」を手交しました。
新たなエネルギーミックスは「徹底的な省エネルギーと再生可能エネルギーの最大限導入」を実現しつつ、「原発稼働ゼロを可能とする」ことを見据えたエネルギー構成でなければなりません。また、わが国の温室効果ガス削減の長期目標である2050年80%削減とも整合的なのである必要があります。引き続き、政府に対する厳しいチェックを行っていきます。

さて、明後日4月26日は統一自治体選挙(後半戦)の投開票日ですが、今週末に千葉の幕張メッセ国際展示場で開催される「ニコニコ超会議2015」に、民主党として今年もブースを出展します。
18歳選挙権、男女共同参画などの話題を中心としたトークイベントや常設展示を行います。各トークイベントはニコニコ動画の民主党チャンネルでライブ配信します。詳しい時間や内容はこちらをご覧ください。
http://goo.gl/9J8v1o


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